最近、結婚をするにあたり籍を入れるだけで、挙式を行わないカップルが増えてきています。調査によると、約半数のカップルが挙式と披露宴を行っていないそうです。その理由として資金的な問題や時間的な問題が多いですが、なかには式を行う意味が分からないという理由も…。結婚するにあたって挙式を行うかどうかは自由なのですが、実は結婚式にはしっかりとした意味があるのです。
結婚という人生の新しいスタートを大切な人たちにお祝いしてもらえる、そんな経験ができるのが結婚式なのです。別々の場所で生まれ、別々に育ってきた二人が出会い、結婚まで至ることはまさに運命そのもの。
また、多くの人が結婚式を挙げる理由でもあるのが、両親への感謝を伝えることです。子どもは成人したときに一人前になるという考えもありますが、やはり結婚式でお互いへの感謝や大事にしたいという気持ちが、より溢れてくるものです。結婚式は子どもが親から完全に離れ、一人前になったことを実感する機会でもあります。これからパートナーとともに人生を歩んでいく姿を見せることで、両親を安心させるだけでなく、今までの感謝の気持ちや伝えたい事を、言葉で伝えてみましょう。
結婚式は、恋愛のゴールではなく、家族としてのスタート。
これからの私たちをよろしくお願いします、というごあいさつの場としての大切な意味も持っているのです。